エア・カナダ、支社長にワイス貴代氏-羽田活用に意欲
エア・カナダ(AC)はこのほど、前日本地区旅客営業・マーケティング本部長のワイス貴代氏を日本支社長に任命した。前支社長のクリス・ガートン氏が本社国際線運航部門のマネージング・ディレクターに就任したことに伴うもの。
ワイス氏は現在杭州で開催中のショーケース・カナダ2013の会場で本誌の取材に応え、「カナダだけではなく、北米キャリアとして(日本で)広く認知度を高めていきたい」と意欲を示した。カナダに加え南米やキューバなどへの渡航についても「第1の選択肢になるよう頑張りたい」という。
日本とカナダはさきごろ羽田の昼間時間帯について、両国それぞれ1日1便の運航を可能とすることで合意したばかり。ACでは羽田就航に意欲を示しており、ワイス氏は羽田を活用して「首都圏だけでなく、地方からの集客にも力を入れていきたい」とコメントした。
なお、ワイス氏は、ユナイテッド航空(UA)で日本地区予約発券本部長や東日本地区旅客営業部部長を歴任。2009年6月1日からはACで日本地区旅客営業・マーケティング本部長を務めていた。