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JAL・ANA、お盆利用率90.3%-LCCはジェットスターJが追い上げ

  • 2013年8月21日

 日本航空(JL)と全日空(NH)の2013年お盆期間(2013年8月9日~18日)の利用実績で、2社合計の利用率は前年比0.1ポイント増の90.3%となった。JLが0.5ポイント増の90.9%となった一方、NHは0.5ポイント減の89.6%と前年を下回った。会社別で見ると、JLは座席数を3.7%増の29万2635席としたのに対し旅客数が4.3%増の26万5884人と増加。NHは座席数を0.5%減の24万2710席と絞ったものの、旅客数は1.0%減の21万7354人となった。

 方面別では、JLは欧州線とハワイで旅客数が2桁増。米大陸も9.9%増と好調であった。利用率では、台湾線が94.3%と最も高く、次いで欧州、韓国、ハワイ、グアムなどが続いた。


 NHは北米線の旅客数が17.5%増と大きく増加。ハワイも11.1%増と2桁の伸びを示した。利用率ではハワイの94.4%が最高で、アジアも91.3%と9割を超えたが、北米線の3.9ポイント減、中国線の0.4ポイント減が全体の利用率を押し下げる結果となった。


 このほか、8月2日に発表した予約状況との比較では、JLは旅客数が予約数よりも282人少なくなったが、座席数は2446席削減。NHは座席数を42席増やしたのに対し、旅客数は2760人と伸びている。

 なお、JLとNH、およびLCC以外では唯一国際線定期便を持つ日系航空会社のスターフライヤー(7G)は、北九州/釜山線の利用実績で提供座席数が1.6%減の5928席、旅客数が25.4%増の4310人、利用率が13.8ポイント増の72.7%。予約比では旅客数が513人増、座席数が120席増となった。

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