ミャンマー国際航空、茨城で定期チャーター、12月から週3便で

  • 2013年8月19日

8M機体イメージ ミャンマー国際航空(8M)は茨城/ミャンマー間のプログラムチャーターを開始する計画だ。8M日本地区総代理店であるエーティービー代表取締役社長の小峰利徳氏によると、12月をめどに火、木、土曜日の週3便で運航する予定。8Mにとって茨城への就航と、日本/ミャンマー間の連続運航は今回が初めてとなる。

 チャーターの運航機材はエアバスA320型機の145席前後。小峰氏によると日本国内で途中給油し、マンダレー、またはヤンゴンに運航することを検討中だ。アウトバウンドでの利用に加え、ミャンマーの富裕層によるインバウンドでの利用も見込むとした。

(左から)茨城県知事の橋本昌氏、8Mマネジングディレクター兼CEOのシ・トゥ氏、駐日ミャンマー大使のキン・マウン・ティン氏、8M会長のキン・マウン・ラット氏 これに合わせて、8月19日、茨城県と8Mは2013年中のプログラムチャーター実施と両者間の協力強化のための了解覚書(MOU)を締結。ミャンマーから来日した8M会長のキン・マウン・ラット氏、マネージング・ディレクター兼CEOのシ・トゥ氏と、茨城県知事の橋本昌氏が調印式と記者会見をおこなった。

 8Mによると、当初は羽田や成田からの就航も視野に入れていたが、発着枠が取りづらいことや、茨城空港のサポートがあることなどから茨城の利用を決定。成田からは全日空(NH)が成田/ヤンゴン線を週3便運航しており、9月30日からデイリー運航を開始するが、日本/ミャンマーの渡航需要はビジネス、エコノミー共に今後ますます拡大していくとの見通し。茨城空港からミャンマーに就航することで、北関東を中心としたビジネス需要、観光需要を取り込んでいく考えだ。目標ロードファクターは75%とした。