アシアナ航空、サンフランシスコで着陸失敗、B777型機
アシアナ航空(OZ)の仁川発サンフランシスコ行きOZ214便が7月6日、サンフランシスコ国際空港(SFO)で着陸に失敗し、機材のボーイングB777型機が炎上した。同便は7月6日16時35分に仁川を出発し、7月7日11時28分(いずれも現地時間)、SFOの28番滑走路に着陸を試みて失敗した。
OZによると、旅客数はビジネスクラス19名、エコノミークラス272名で、16名の客室乗務員も搭乗。旅客の国籍は韓国77名、中国141名、米国64名、インド3名、カナダ3名、日本1名、フランス1名、ベトナム1名であった。一般報道によるとこのうち中国人旅客2名が死亡したほか、180名以上が病院に搬送されたという。
米運輸省(DOT)、米連邦航空局(FAA)と米国家運輸安全委員会(NTSB)が現在原因を調査をしており、OZも緊急対応センターを立ち上げ、原因究明と被害者および被害者家族への対応に当たっている。また、日本語ウェブサイトでも謝罪と原因の早期究明の意思、再発防止への決意を掲出している。