全日空、新制服のデザイナーは初の外国人、年内にデザイン発表
全日空(NH)は2014年下期に予定しているユニフォームのリニューアルについて、新ユニフォームのデザイナーをニューヨークで活躍するプラバル・グルン氏に決定した。NHが外国人デザイナーを起用するのはこれが初めて。グルン氏が手がけたデザインは、オバマ大統領夫人や英国のキャサリン妃なども愛用しているという。
デザイナー選定にあたっては、社内にグループユニフォーム導入会議を設置し、社員と利用者にユニフォームのイメージ調査の結果を参考に基本コンセプトを設定。その上で、経営ビジョンとして掲げる「世界のリーディングエアライングループ」の実現に向け、世界規模で活躍するグルン氏を採用したという。
基本コンセプトは3点で、1点目は2012年に創立60周年を迎え、グローバルでの認知度向上への「挑戦」をキーワードとし、「強く生まれ変わる」「進化する」「きらめく」NHを利用者に感じてもらえること。2点目は利用者の心に寄り添い、「安心感」「信頼感」を感じてもらえるもの、3点目は同じく利用者に「日本のホスピタリティ」を感じてもらえるものとしている。