日本航空、4月の国際線旅客は0.2%減、米・東南アは好調維持
日本航空(JL)の2013年4月の輸送実績で、国際線旅客数は前年比0.2%減の57万8279人となった。座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)と旅客輸送量を表す有償旅客キロ(RPK)はいずれも4.5%増で、利用率は前年と変わらず69.8%。
方面別旅客数で見ると、中国と韓国が引き続き二桁の減少を続けているものの、北米やハワイなどの太平洋線が1.7%増、オセアニアが5.3%増と前年を上回ったほか、東南アジアは11.9%増と大きく増加した。
利用率では、中国が14.4ポイント減の54.4%と悪化し、韓国も3.3ポイント減の68.6%となったほか、太平洋、オセアニアは前年割れ。最も利用率が高かったのはグアム線で1.9ポイント増の73.7%。また、東南アジアも3.6ポイント増の72.7%で、伸び幅は全方面で一番高い結果となった。