ANTA、一般社団移行で組織計画承認-東北支援継続、ASEAN交流強化も
全国旅行業協会(ANTA)は3月14日、第152回理事会を開催し、2013年度の事業計画を承認した。13年度は公益法人制度の改革を受け4月1日に一般社団法人へ移行する計画で、昨年7月30日に内閣府に申請を提出。今月中に認可を得る予定だ。これに伴い、3月末に現在の全国にある47都道府県支部を解散し、4月1日から本部と本部直轄の47協会支部として活動を開始する。
また、同時に新たに47都道府県に「一般社団法人(都道府県名)旅行業協会」を設立。ANTAの47協会支部が設立するが、ANTAとは別組織として活動。地元自治体の観光局、団体と緊密な連携をはかるとともに、地元旅行会社を代表する組織と位置づけ、共益的な活動を展開していく計画だ。
ANTAでは社団法人への円滑な移行をはかり、4月1日以降、ANTA正会員に対しウェブサイトや募集広告、取引条件説明書面、契約書面などでの表記の変更について周知徹底を努めていく予定だ。また、会員証ステッカーを作成し、店舗での提示用に配布するとしている。
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