全日空、持株会社社長に伊東氏、NHは篠辺氏-新経営体制で

  • 2013年3月3日

 全日空(NH)は、2013年4月1日付で予定する持株会社制への移行について、移行後の組織体制を決定した。持株会社のANAホールディングス(ANAHD)はグループ経営関連の機能に特化し、取締役会長に現NH取締役会長の大橋洋治氏、代表取締役社長に現NH代表取締役社長の伊東信一郎氏が就任する。

 一方、ANAHDの下には、航空事業会社としてのNHやエアアジア・ジャパン(JW)を置き、NHの会長には伊東氏、代表取締役社長には現代表取締役副社長の篠辺修氏が就任する。

 篠辺氏は1952年生まれで1976年にNHに入社で、整備部門や企画室、グループ経営推進部などを経て2004年に執行役員・営業推進本部副本部長に就任。その後企画室やボーイングB787型機導入プロジェクトなどを担当し、2012年4月から代表取締役副社長執行役員を務めている。

 なお、新体制の組織図は下図の通り。


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