香港、12年の日本人訪問者2.3%、「ゆるやかに回復」
香港政府観光局(HKTB)によると、2012年通年の日本人訪問者数は日帰り客を含めて前年比2.3%減の125万4602人となった。HKTB日本局長のデービッド・リョン氏は、9月中旬までは好調な伸びを示していたものの、尖閣問題に影響を受けたと説明。現在は「ゆるやかに回復している」といい、2013年の見通しは明るいと期待を示した上で、「様々なプロモーションや情報発信を強化して、訪問者数の増加をめざしたい」とコメントしている。
なお、中国本土や台湾を含む全世界からの渡航者数は16.0%増の4861万5113人で、宿泊客も6.5%増になったという。中国が24.2%増、韓国が5.6%増、フィリピンが7.6%増などと増えている。一方、欧米は経済情勢の影響で低迷。ただし、英国は5.3%増の53万人であった。