フォートラベル利用者、13年の海外旅行9割超が前向き、ひとり旅に意欲
フォートラベルが会員を対象に実施した「2013年海外旅行スタイル」に関するアンケートによると、2013年に海外旅行をしたい人は92.1%となった。このうち、「確実にすると思う、すでに予定がある」が47.0%で、「したいと思っているが、現段階では予定が決まっていない」が45.1%だった。
旅行先は「ハワイ」が38.3%と最も多く、「イタリア」(31.1%)、「台湾」(27.2%)と続いた。女性では上位3位がハワイ、イタリア、フランス、男性ではハワイ、タイ、台湾となり、女性はヨーロッパ方面、男性はアジア方面が人気だった。
海外旅行の同行者については、「家族」が66.5%でもっとも多く、続いて「ひとり」が35.8%となった。「2013年にひとり旅をしたいか」との質問には、したいとの回答が62.6%となった。このうち女性は60.0%で、半数以上がひとり旅を望む結果となった。また「過去にひとり旅の経験があるか」という質問では66.3%が「ある」と回答。理由として「行きたい場所があったため」(49.8%)、「ひとりの時間を楽しむため」(49.1%)、「趣味の満喫のため」(32.6%)があがった。旅行先としてはハワイ、台湾、タイが人気で、ヒマラヤ、マチュピチュ、ガラパゴス諸島、ピピ島などの秘境もあがった。
また、海外旅行の必需品を尋ねたところ、クレジット・国際デビット・海外専用プリペイドなどの「カード」が79.4%と最多で、続いて「カメラ・デジタルカメラ」(66.8%)、「ガイドブック」(51.3%)となった。また5位には「スマートフォン・タブレットなどの電子端末」(23.8%)がランクインし、用途については「現地の観光先、買い物先や食事先などの検索」(73.0%)が最も多かった。
海外旅行中の現地での支払いの手段では、64.1%が現金よりカードを使っていると回答。また、ひとり旅の経験がある女性は65.2%がカードを使っていると答えた。一方、「旅行先のATMから現金を引き出した経験があるか」の質問には、39.1%が「経験がある」と答えた。このうち、ひとり旅の経験がある女性では、全体より5.9ポイント高い45.0%が「経験がある」と回答。そのなかでも30.1%が「毎回旅行先のATMから現金を引き出している」、48.8%が「複数回利用している」と答えている。
なお、同調査は2012年12月7日から12月12日までのフォートラベル利用者を対象にアンケートを実施したもの。有効回答数は3158件であった。