デルタ、スマホ向けアプリ刷新、iPad版発表-iPhone用リニューアルも

  • 2013年1月21日

 デルタ航空(DL)は1月11日、スマートフォン向けアプリ「Fly Delta」のiPad版を発表した。これは、オンラインチェックイン手続きや追加料金の支払いなどができるアプリ。iPad版には機内Wi-Fiを利用しインターネットに接続すると、地図やインターネットコンテンツなどでフライト中の下にある地上の情報が閲覧できる「グラスボトムジェット」機能を搭載した。さらに、フライトを予約できるトラベルプラン機能や、旅先の情報の提供、チェックイン機能、インタラクティブマップなども搭載した。なお、機内Wi-Fiは現在、米国内線のみで利用可能だ。

 また、iPad版アプリの導入にあわせ、iPhone用のアプリもリニューアル。航空券予約機能や、PassbookとiPhone5機能の統合などを実施した。さらに、アンドロイド版アプリのアップグレードも13年上半期梅雨におこなう予定だ。

 DLでは昨年11月にウェブサイトの刷新も行なっており、新たに「マイデルタ」セクションを設置。利用者の旅程や口座の詳細、好きな座席位置などの登録、支払情報などを1ヶ所にまとめ、自分用にカスタマイズした情報にすぐにアクセスできるようにした。さらに、「旅程」セクションを新しくし、レンタカーやホテル、機内や空港での付帯サービスを追加可能な「トラベルエクストラ」を用意。「マイ ウォレット」機能も新たに追加し、ウェブサイト上で購入した航空券やサービスの支払い情報、デジタルレシートを一括管理できるようにした。

 今後はフライトの通知サービスやフライト検索結果表示、過去の旅行記録に基づいたパーソナライゼーション機能の拡大などを予定している。