ニューカレドニア、ネット活用しプロモ強化-訪問者層の多様化も

  • 2012年12月1日

ニューカレドニア観光局次長の丸山佳明氏  ニューカレドニア観光局は、インターネットを活用してプロモーションを強化する考えだ。エア・カレドニア・インターナショナル(SB)の新プロダクト紹介セミナーで登壇した同局次長の丸山佳明氏は、今年秋から再開したブログや、昨年から実施している動画サイト「WebTV」を紹介。動画は他社サイトやブログに貼付して活用できるとし、旅行会社に対し積極的な活用を呼びかけた。来年も積極的にインターネットを活用したプロモーションを継続していく考えで、日本語サイトのリニューアルも実施する予定だ。

 同氏によると、2012年通年の日本人訪問者数は2万7000人の見込み。訪問者数は1990年代は3万人を超えており、丸山氏は「最低でも2020年までには3万人台までに戻したい」考えだ。来年は引き続きハネムーナーを主要ターゲットにプロモーションを展開。「ニューカレドニア・ジューンブライド・キャンペーン」として、2013年4月1日から6月30日出発で、ツアーに参加したハネムーナーに対し、オリジナルパレオをペアでプレゼントする。キャンペーンを利用希望の旅行会社は、ハネムーン商品パンフレットでのキャンペーンの告知と、パレオの写真掲載が必要。新聞雑誌広告中の掲載や、ウェブサイト広告中の掲載でも可とした。

 また、自然やダイビング、トレッキング、マラソン大会やトライアスロンなどのスポーツ大会、フランス語留学など、多様な魅力をアピールすることで、訪問者層の多様化もはかる。丸山氏は、ヌメアは日本語が通じるところも多く、衛生面でも安全とアピール。また、2013年12月にブーライユにシェラトン・ニューカレドニア・ブーライユ・リゾート&スパが開業すると紹介し、ブーライユをはじめとした本島の魅力も訴えていきたいとした。