全日空、新機内食でホテル監修メニュー、上級クラスで提供

  • 2012年10月29日

 全日空(NH)は12月、欧米路線のビジネスクラスと国内線のプレミアムクラスで、新機内食メニューを導入する。国際線では、着陸前のアラカルトメニューの一つについて、ミシュランの1ツ星を獲得しているマンダリンオリエンタル東京のレストラン「シグネチャー」が監修。また、国内線ではプレミアム茶房(Premium SABO)として、セントレジスホテル大阪の監修メニューを提供する。

 このうち、国際線の新メニューでは、「ジュニパーベリーが香るビーフコンソメに京人参のクリーム 赤ワインのエッセンス」、「シリアルとパルメザンのガトー スモークサーモンとアンディーブのブレゼ」などを用意。一方、国内線では、クロックムッシュまたはフォカッチャに、午前便はトルティーヤロールやデザートなど、午後便は焼き菓子などを詰め合わせて提供する。


 いずれも期間は12月から2013年の2月までで、対象路線は国際線が日本発の米国、欧州線。羽田/ロサンゼルス線と成田と羽田発着のホノルル線は除く。一方、国内線は羽田、伊丹、札幌、福岡発を対象とするものの、それ以外の空港の出発便についても一部メニューは提供する。なお、プレミアム茶房は9時01分から11時29分までと13時01分から16時59分までの間に出発する便が対象だ。