シンガポール航空、A380など追加発注、6000億円相当

  • 2012年10月25日

 シンガポール航空(SQ)はこのほど、エアバスA380型機を5機、A350型機を20機追加発注した。カタログ価格では75億米ドル(約6000億円)相当の発注で、2017年から順次受納していく予定。

 SQでは現在、2011年に発注したA330-300型機15機やボーイングB777-300ER型機8機などを含めて、合計68機のワイドボディ機の確定発注契約ないしリース契約を締結しているところ。さらに、グループ全体では子会社であるLCCのスクートのB787型機20機、シルクエアー(MI)のB737型機54機も発注している。

 なお、SQによると、今回の追加発注は輸送力の強化と機材刷新が目的で、2013年第4四半期には現在運航しているA340-500型機を5機退役させる計画。これに伴い、シンガポール発着のロサンゼルス線とニューアーク線は運休する。