PTS、子供専用でクルーズチャーター-ファミリー利用の増加に着目
PTSは日本クルーズ客船の「ぱしふぃっくびいなす」をチャーターし、子供専用のチャータークルーズを実施する。子ども専用のクルーズ商品を企画するのは、同社では初めてのこと。クルーズ旅行はシニア層が中心だったが、近年はファミリー利用が増加していることに着目して企画。昨年9月に小笠原へのチャータークルーズを実施した際には、参加者の3割がファミリーだったという。
対象は小学4年生から中学3年生で、小笠原へのクルーズを実施。日程は2013年3月30日から4月4日の6日間で、小笠原の大自然と船上での集団行動を通じた規律を学ぶ春休みのツアーとする。旅行中は小笠原の固有種を学び、シュノーケリングで海の生物を観察。船上では星空観測やホエールウォッチング体験、災害時に役立つロープワークを実施し、海岸のごみ拾いなどのエコツーリズムのプログラムも盛り込んだ。客室は男女別の3名1室利用で、旅行代金は子ども1人あたり13万円。