ヴァージン、羽田線はB787とA340で-支社長が計画説明

  • 2012年10月4日

VS・B787型機イメージ(Boeing Photo) ヴァージン・アトランティック航空(VS)日本支社長のリチャード・マイヤースコウ氏はこのほど本誌取材に応じ、2014年春以降の就航をめざす羽田/ロンドン線について計画を語った。

 VSでは、羽田就航の際には成田から撤退する方針を明らかにしているが、マイヤースコウ氏は「いずれも素晴らしい空港」としつつ、「お客様に選択肢を提供することを最重視」することがVSの基本姿勢であると説明。その上で、「VSはポイント・トゥ・ポイントの航空会社であり、(提携している)全日空(NH)の国内線との接続を含めて、より成功の可能性が高いと判断した」という。成田線については、NHが運航する成田/ロンドン線のコードシェアにより維持するかたちを取る。

 羽田線の使用機材は、ボーイングB787-9型機とエアバスA340-600型機を使い分けて運航する計画。夏のピーク時にはA340-600型機を使用し、それ以外の時期はB787-9型機を投入するという。ただし、「2014年までには2年あり、需要も増減する可能性がある」ため、競合他社の動向も見守りつつ機材を選択していく考えだ。

 このほかラウンジについては、羽田空港はスペースの制約があるとしつつ、「できるだけ成田と同じようなラウンジを提供したい」とコメント。今後、時間をかけて準備を進めていく方針を示した。


※インタビューの詳細は後日掲載予定