JTBロイヤルロード、飛鳥II世界一周クルーズの区間乗船ツアー設定

  • 2012年10月3日

 JTBロイヤルロード銀座は10月4日、郵船クルーズの「飛鳥II」の2013年世界一周クルーズに区間乗船するフライ&クルーズ商品を発売する。世界一周クルーズは100日前後かかるが、航空機と区間乗船を組み合わせることで、言葉や食事に心配のない日本船で、短い日程でクルーズを楽しみたいという顧客のニーズに応える考え。地中海、エーゲ海コースをはじめ全16コースを用意した。

 2013年4月に出発する世界一周クルーズでは、2010年以来3年ぶりに地中海・エーゲ海をめぐる航路が復活。ツアーでは同地域を訪れるコースを2010年の6コースから拡充し、8コース設定した。JTBロイヤルロード銀座によると、外国船を利用したクルーズ参加者の7割が地中海・エーゲ海を訪問しており、人気の海域を日本船で訪問したいという要望が多く寄せられていたという。

 その他、カリブ・パナマ運河を訪問するコース、ホノルルから日本まで乗船するコースなどを用意。出港の場面を体験できるよう、日本から乗船する世界一周片道乗船コースも設定した。

 旅行代金は、例えば5月8日東京発着のカサブランカ乗船、イスタンブール下船コース19日間の場合、2名1室利用で大人1名あたり156万8000円。