日本航空、8月の旅客数は7.6%増、利用率も8割超に

  • 2012年9月30日

 日本航空(JL)の2012年8月の輸送実績で、国際線旅客数は前年比7.6%増の69万8885人となった。座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)は1.9%増に留めたが、旅客輸送量を表す有償旅客キロ(RPK)は8.1%増となり、利用率は4.7ポイント増の80.9%となった。

 方面別の旅客数は、オセアニアとグアムを除いて前年を上回っており、特に中国は14.9%増の伸び。また、東南アジア方面が8.7%増、太平洋方面が7.2%増などとなっている。一方、利用率は太平洋方面が85.2%と好調。中国も81.6%、韓国も80.8%などとなった。グアムは78.1%だが、10年と比較すると10.4ポイント伸びている。