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箱根大涌谷でオリジナル黒たまごを作ろう 9月30日まで「夏の林間学校」

 "箱根の達人"100人が来訪者に様々な体験を提供する「箱根夏の林間学校」が箱根温泉郷(神奈川県)で、9月30日まで開かれている。

 花や自然、食に関する達人、箱根神社の宮司や芦ノ湖遊覧船の船長ら100人が「箱根先生」となり、箱根に関するクイズを出したり、クラフト教室、ビーチサンダルペイントなどの体験メニューを提供し、親子や家族で訪れる人たちを楽しませている。

 なかでも夏休み最初の日曜日となった7月22日に大涌谷で行われたイベント、「世界最大の黒たまご」づくりが盛況だった。大涌谷の黒たまごといえば、「1つ食べれば寿命が7年延びる」といわれ、箱根を代表する名物。鶏卵を籠に入れ、大涌谷の天然温泉に約1時間浸けると表面が真っ黒のゆで卵ができあがる。大涌谷でしかつくれない、販売されない黒たまごは、その場で食べたり、お土産用にと絶大な人気がある。

 イベントでは家族連れら1000人で黒たまごを一緒に食べて、その殻を高さ1・6メートルの卵の模型に糊で貼り付けて、世界最大の黒たまごを完成させた。

 大涌谷の箱根大涌谷観光センターでは8月25日に、「オリジナル黒たまごワークショップ」が行われる。白い卵に油性のマーカーでペイントし温泉に浸けると、自分だけオリジナルな黒たまごができる。

 すでに夏休み期間、同様のワークショップを数回開いており、黒の部分を夜空に見立てた打ち上げ花火や星空。緑地に黒の縞模様を活かしたスイカなど、ユニークな作品ができあがっている。
 12時から先着30人まで受け付ける。作業開始は13時。ペイント作業から黒たまごができあがるまでに約2時間かかる。


情報提供:トラベルニュース社