ジャルパック、下期は品質重視、LCCと差別化-ビジネス、プレエコ商品強化
▽ハワイとアメリカなどの長距離方面強化
方面別では、ハワイとアメリカなどの長距離方面を強化する。ハワイでは「Discover ALOHA」をキャッチフレーズに、ポイントごとにハワイの魅力をわかりやすく紹介。また、2階建てオープントップバス「レインボースカイ」を新たに設定した。さらに、今まで60日前の早期予約特典として確約していた「おとなり・お近くシート」を全コースに組み込んだ。
南北米方面ではJLの成田/ボストン線を利用した中南米商品を強化する。中南米はシニア層を中心に需要が伸びており、上期も好調に推移。下期はビジネスクラスを利用してボストン、リマ、ウルバンバなどをめぐる「南米ハイライト」コースを新設した。また、今年はオーロラの当たり年であることから、オーロラ鑑賞コースで2名催行や毎日出発のコースを新たに用意した。なお、12月に就航予定の成田/サンディエゴ線については、9月以降に別途商品を発表予定だ。
そのほか、ヨーロッパでは、新たにコースごとのゆとりの目安を「連泊度」としてパンフレットに掲載したほか、人気の高いバスタブ付きの部屋がひと目で分かるように専用マークも新設した。オセアニアでは特別企画として、「エアーズロックゆったり2泊」プランを設定。サンセット時間帯にヘリコプターで遊覧飛行を楽しむことができるほか、12月3日と2013年3月21日限定で、野外でのコースディナーに無料参加可能とした。グアムではダブルベッドを2つつなげた「ハリウッドツインルーム」利用コースを新設。アジア・中国方面ではインド周遊コースの充実をはかり、マンダワを訪問し、宮殿に2連泊するコースを新たに設定した。