シャルル・ド・ゴール空港に新サテライト、AFのラウンジも
エールフランス(AF)によると、2Eターミナルに搭乗サテライト4がオープンした。長距離線、超大型機の専用サテライトで、年間乗降客数780万人に対応する。これにより、空港全体の対応客数は、2010年比で23.5%増となる4200万人に拡充。ヨーロッパ第一の乗継空港としての地位強化につなげる。このほか、今年末にはターミナルFをヨーロッパ内専用のターミナルに変更。シェンゲン域内からの乗継は専用の通路とし、シンプルな移動を実現する。
この空港拡充は、AFとパリ空港との共同プログラム「HUB 2012」の一環。設備とサービス開発に取り組み、グレードアップすることで、利用客の増加と欧州第一のハブ空港としての地位を強化する。
AFでは、新サテライト4にビジネスラウンジをオープンした。AFで最大となる3000平方メートル以上の施設内に、620席を用意。ホットミールのビュッフェサービスのほか、新聞、雑誌の閲覧が可能なタブレット端末の貸出も実施する。
このほか、サテライト4ではパリ空港が新コンセプトのサービスを提供するショッピングエリア、リラクゼーションエリアを開設。さらにサテライト3のショッピングエリア内に、乗継客専用(出国手続き後)のスペースを設け、ホテルを開業する予定だ。