全旅、日中国交正常化40周年で空海を偲ぶ日中交流ツアー発売

  • 2012年6月20日

 全旅は6月22日、日中国交正常化40周年特別企画として「弘法大師・空海を偲ぶ西安の旅」を発売した。これは全国旅行業協会(ANTA)、日本観光振興協会、日本旅行業協会(JATA)が記念事業として実施する「弘法大師・空海を偲ぶ日中交流訪問団」に合わせたもの。訪問団と合計で2000名の送客をはかる考えだ。全国のANTA加盟旅行会社で販売する。

 空海は平安時代に日本から唐に渡り密教を学び、日本に真言宗の立教開宗を行なった人物。訪問団は空海ゆかりの地である西安を訪れ、青龍寺での法要および祈念を実施するほか、訪問記念植樹、日中友好の歴史を学ぶ講演会やイベント、懇親交流会を実施する。

 ツアーは4日間、5日間それぞれ2コース、計4コースを用意。秦の始皇帝の陵墓や兵馬俑坑博物館、三蔵法師の大雁塔、青龍寺など西安市内観光を実施し、8月28日に実施する「日中国交正常化40周年記念イベント」に参加する。

 出発地は成田、羽田、関空、中部、福岡で、出発日は4日間、5日間ともに8月26日、27日の2種類を設定。最少催行人数は20名で、添乗員も同行する。旅行代金は、西安4日間で成田発着、スーペリアクラスホテル利用の場合、大人1名9万9800円。燃油サーチャージは含まれない。