日本の国際会議件数は世界3位、アジア・オセアニアでは2位に
日本政府観光局(JNTO)が発表したUIA(国際団体連合)の統計(暫定値)によると、2011年の日本の国際会議開催件数は598件で世界第3位となり、2010年の741件から大幅に減少した。東日本大震災と原発事故により、日本で開催予定の会議の取消、延期が発生したことが、大幅に減少した主要因とする。アジア・オセアニア地区では2位で、2010年の1位から後退。全体ではシンガポールが2010年の725件から躍進し、919件で1位となった。
都市別の件数では1位がシンガポール(919件)、2位がブリュッセル(464件)、3位がパリ(336件)4位がウィーン(286件)、5位がソウル(232件)となり、2010年と順位に変更はなかった。東京は153件で7位となり、順位は同じだったものの、件数は47件減少した。国内の都市別では1位が東京、2位が横浜(84件)、3位が京都(48件)、4位が名古屋(32件)、5位が大阪(31件)となった。