サイパンエアー、予約好調で座席不足も-中部など就航も検討

  • 2012年5月31日
(左から)タンホールディングス社長のジュリー・タン氏、マリアナ諸島連邦知事のベニグノ・フィッテル氏、Q7副社長兼最高業務執行責任者のアダム・ファーガソン氏、MVA局長のペリー・テノリオ氏、Q7日本支社長の佐藤有弘氏

 サイパンエアー(Q7)は5月30日、7月の日本就航に向けて記者説明会と旅行業界関係者向けのレセプションを開催し、準備状況を説明するとともに、予約が好調に推移しているとアピールした。Q7は7月1日から成田、8月1日から関空に就航する計画(※詳細は関連記事参照)。

 Q7副社長兼最高業務執行責任者のアダム・ファーガソン氏は、記者説明会で「旅行会社各社から支持を得られている」とコメント。関西では、すでに旅行会社から座席不足によるキャパシティの増加を求められているという。

レセプション会場の様子。旅行業界の期待値を反映してか、大勢が集まった

 準備状況としては、GDSをアクセスに決定。独占契約を締結したといい、6月5日からBSP発券が可能になる予定だ。また、スタッフの雇用も進めており、客室乗務員はサイパンで30名を雇用済みであるほか、日本人も10名の選考を進めているところで、各便に最低でも1名の日本人客室乗務員が搭乗する体制とする計画。日本での営業体制の強化にも取り組んでおり、ウェブサイトは当初5月1日の開設を予定していたが、6月1日には開設できる予定だ。

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