エースJTB、3連泊以上の長期滞在商品発売-8方面で

  • 2012年5月22日

 ジェイティービー(JTB)は5月18日、エースJTBで首都圏発の長期滞在商品「長期滞在 京都・信州・山梨・群馬・那須高原・房総・新潟・東北」を発売した。これは旅行期間を4日から11日間に設定し、同一施設に連泊する国内滞在型商品。すでに4月から先行発売商品として、北海道、九州、沖縄を販売している。

 プランでは4泊と5泊、5泊と6泊を同一代金とすることで、長期滞在を割安に設定。また、「朝食付」または「食事なし」を基本とし、1泊ごとに夕食が追加できるなど食事の選択が可能だ。滞在中は希望に応じてシーツやタオル、ゆかたを交換するため、エコ活動にも繋がるという。

 たとえば、東北の秘湯に滞在するプランでは「酸ヶ湯温泉」「新玉川温泉」のプチ湯治体験プランを設定。京都ではエースJTB施用バスを100円で利用でき、世界遺産の社寺などを効率良く周遊できる。

 プランの設定期間は6月1日から9月28日。旅行代金は、東北ステイプラン3泊4日では、往復こまち号普通列車指定席利用、新玉川温泉泊2食付き、4名以上1室利用の場合、大人1名4万8700円からとした。

 JTBによると、昨年節電と企業の長期休暇取得をうけて長期滞在型プランを発売したところ、平均宿泊数は5泊となり、新たな旅のスタイルが広がったとの考え。今後も長期滞在型旅行の定着を推進し、商品を拡充していくという。