スカンジナビア航空とシンガポール航空、共同事業開始へ

  • 2012年5月17日

 スカンジナビア航空(SK)とシンガポール航空(SQ)は5月11日、両社のジョイントベンチャー事業に関する合意書にサインした。今年1月にスカンジナビア/シンガポール間の路線開設について覚書を交わしており、今回の合意はそれに準じたもの。これにあわせ、SKとSQは共同運航や共同販売活動などのビジネスチャンスの拡大に向け、シンガポールや欧州各国の関係機関へ申請をした。

 今回の合意について、SK代表取締役社長兼CEOのリカード・ブスタフソン氏は「SQはアジア戦略において不可欠なパートナーであり、ともに拡大していくことを楽しみにしている」とコメント。また、SQのCEOであるゴー・チュン・ポン氏は、「今回の合意はアジア/スカンジナビア間の往来をより便利にするもの。市場を見極めながら、コペンハーゲン線の増便やその他のスカンジナビアへの都市への新規運航の拡大を期待している」とコメントした。