ルフトハンザ、新型B747の初号機受納、FRA/IAD線に導入へ
ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)はこのほど、新型のボーイングB747-8インターコンチネンタル型機の初号機を受納した。同型機はB747シリーズの長所をベースに開発されたもので、LHがローンチカスタマー。初号機は6月1日からLH418/419便としてフランクフルト/ワシントン・ダレス線に週6便で投入する。
LHではB747-8型機の機内に最新のビジネスクラスシートを初めて導入したほか、ファーストクラスとエコノミークラスの座席も改良。座席数は合計362席で、アッパーデッキにビジネスクラスを2-2配列で32席、メインデッキにファーストクラスを1-1と1-2-1配列で8席、ビジネスクラスを2-2配列で60席、エコノミークラスを3-4-3配列で262席配置した。
LHでは今後、2015年までに20機のB747-8型機を受領予定で、このうち4機は今秋までに順次受け取り、ニューデリー、バンガロール、シカゴ、ロサンゼルスの各路線に投入する計画だ。
なお、B747-8型機では、技術的な改良などにより環境効率が改善し、LHが採用したゼネラル・エレクトリック製のエンジンにより、B747-400型機と比較して旅客1人あたりの燃油消費量とCO2排出量を15%、騒音を30%削減できるという。