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独・ノイシュバンシュタイン城ふもとに「バイエルン王博物館」

  • 2012年4月17日

 ドイツ観光局によると、ノイシュバンシュタイン城とホーエンシュバンガウ城の麓にアルプ湖畔に面して位置し、長年休業していたホテル「アルペンローゼ」の建物が、「バイエルン王博物館」として開館した。建物の内装は博物館とレストランにリニューアルされ、欧州でも最古の王室の一つというバイエルン・ヴィッテルスバッハ家の数百年の歴史にまつわる品々を展示するスペースに生まれ変わったという。

 展示では、家系図をたどり、マクシミリアン2世やその息子ルードヴィッヒ2世の人生、ミュンヘンでの芸術や建築の支援活動、バイエルン州の工業化、王朝の没落など、ヴィッテルスバッハ家の歴史を追うことができる。ロビーや回廊では期間を限定して企画展も開催される。

 また、レストランとガーデンテラスのあるミュージアムカフェからは、アルプ湖やアルプスの山々を望むことができるという。入場券は博物館での直接購入のほか、ホーエンシュバンガウ・チケット・センターでも取り扱っている。入場はガイドツアーの予約なしでも可能で、オーディオガイドの用意もあるという。