全日空、国内線サービスをリニューアル、機内食充実、新シートも導入

  • 2012年4月13日

 全日空(NH)は6月1日から、国内線サービスをリニューアルする。プレミアムクラスの食事やこだわりのコーヒーの提供など、機内食と飲み物を充実させるほか、国内空港のラウンジを拡大。また、一部の機材へのシート導入も実施する。

 プレミアムクラスでは、朝食、昼食、夕食の時間帯のメニューを「プレミアム御膳」、それ以外の時間帯のメニューを「プレミアム茶房」とし、すべての時間帯で食事または軽食を提供。有料メニューで提供する「スターバックスドリップコーヒー ハウスブレンド for ANA」を無料で提供する。また、ラウンジはすでにリニューアルに着手しており、関空は6月上旬、伊丹は8月上旬にリニューアル。岡山空港にも8月中旬から、ラウンジを新設。4月下旬に受領予定のボーイングB777-200ER型機新造機から順次、新シートを導入。国内最大級となる約130度のリクライニングが可能な、本革素材のシートとする。

 また、エコノミークラスでも、一部を除き、ドリップのオリジナルコーヒーを提供するほか、新ファブリックを採用し、膝周りの空間を確保した新シートも、順次導入する。