全日空、成田/ヤンゴン線就航へ-民主化で今後の成長見込む

  • 2012年4月12日

 全日空(NH)は成田/ヤンゴン線の直行便を年内に就航する計画だ。4月11日に代表取締役社長の伊東信一郎氏が表明した。ミャンマーの民主化の動きが加速する昨今の情勢から今後の経済成長をにらみ、業務渡航を中心に需要を見込む。使用機材、および運航頻度は現在計画中だ。

 NHは1996年7月16日に関空/ヤンゴン線を開設。ボーイングB767-300型機で週3便運航していた。民主化の進行を期待しての就航だったが、民主化の動きは停滞し、需要も低迷。1998年夏期からは復路をバンコク経由にして路線維持に努めたが、2000年3月25日に運休となった。成田/ヤンゴン線が実現すれば、12年ぶりのヤンゴン路線の運航となる。