「ジェットスター香港」設立へ、中国東方航空と共同で

  • 2012年3月26日

 カンタス航空(QF)グループと中国東方航空(MU)は3月26日、ジェットスター香港を共同で設立すると発表した。アジア圏の短距離路線に就航する計画で、具体的には大中華圏、日本、韓国、東南アジアを想定する。出資額は最大で1億9800万米ドルで、比率は5割ずつという。

 運航開始は2013年の計画で、当初はエアバスA320型機を3機運用し、2015年までに18機に増加する。JQでは、大中華圏における航空旅客数が2015年には現在の1.5倍となる4億5000万人に拡大するとの予測を示し、さらに現在の大中華圏でのLCCのシェアは5%未満に留まっていることから、大きな成長が見込まれるとしている。