シャングリ・ラ、スリランカに新リゾート-2014年開業予定で

  • 2012年3月15日

 シャングリ・ラ・ホテルズ&リゾーツはこのほど、スリランカの南沿岸のハンバントータに新リゾート「シャングリ・ラ・ハンバントータ・リゾート&スパ」の建設を着工した。すでに建設中のシャングリ・ラ・ホテル・コロンボに先駆け、2014年に開業予定だ。2つのプロパティで開業前から地元と連携し、雇用の機会やインフラ支援を提供していく。

 シャングリ・ラ・ハンバントータ・リゾート&スパの総客室数は24のスイートを含む315室で、全客室がバルコニー付き。部屋の広さは50平方メートルから250平方メートルまで用意した。スパにはトリートメントルーム10ヶ所や美容院、ヘルスクラブを設けたほか、ダイビングセンターやキッズクラブ、30メートルのスイミングプールとフリーフォームプール、テニスコート、各種売店を設置。レストランやプールバー、2525平方メートルの多機能スペースは会議やミーティング、結婚式などに活用できるという。

 同リゾートは野生動物の生息地に隣接し、周囲を18ホールのゴルフコースとココナッツ・プランテーションに囲まれており、地域の生物多様性を保護するため、自然支援プロジェクトの一部として敷地内に保護区を設ける予定だ。また、現地の環境団体と協力しての絶滅危惧種の保護プログラムの実施や、ゲストやスタッフ、現地の生徒たちに環境問題について指導、教育するエコ・センターの建設も検討しているという。