ケベック、食の魅力アピール-エア・カナダとイベント開催

  • 2012年2月27日

ケベック州政府観光局局長の岩渕誠一氏  ケベック州政府観光局とエア・カナダ(AC)はこのほど「食体験」をテーマに「ケベック・メディア・クラブ」を開催した。ケベック州政府観光局局長の岩渕誠一氏は「食を通してケベックを紹介し、これを機会に多くの人にケベックに興味をもっと持ってほしい」と食の魅力をアピールした。

 同氏によると、ケベックはシードルが有名でピノ・ノワールなど魅力的なワインもあり、メープルシロップを使った料理なども楽しめる。今後は、食をはじめケベックの魅力を消費者に訴え、旅行需要の創出をはかることで旅行会社での商品購入へと繋げたい考えだ。

トークセッションの様子  また、AC日本地区旅客営業・マーケティング本部長のワイス貴代氏は「冬のロマンティック、グルメなケベック州をエアカナダとしても強く販促していきたい」と意欲を示した。同氏によると日本人がケベックを訪問するのは紅葉のシーズンがメインだが、四季を通じて楽しめる街はたくさんあるとし、食をフックに1年を通じての送客に繋げたい考えだ。

 なお、メディアクラブでは、料理研究家の高橋典子氏監修による、ケベック料理を日本風にアレンジした「ケベック・ジャパニーズ・クイジーヌ」を提供。高橋氏と、ケベックに関する料理本を出版した小山マリー氏を招いてのトークセッションも実施し、ケベックの食をアピールした。