関西JTBたびネット、80人出席し新年互礼会
JTB総合提携店で組織する関西JTBたびネット会(池田隆一会長=大阪旅行企画)は1月24日、大阪市北区のザ・リッツ・カールトン大阪で2012年新年互礼会を開いた。会員やJTB関係者、受け入れ先など約80人が参加した。
互礼会では、大阪観光大学の中尾清教授が「観光による地域の活性化について」と題して「旅の醍醐味を演出するのが皆さんの役割だ」と講演したほか、昨年9月の台風被害から交通アクセスなどが復旧したことを和歌山県の田辺熊野ツーリストビューローの多田稔子会長が紹介した。
風邪気味の池田会長に代わってあいさつした椿野正治副会長は「復興支援の第一歩となる南紀への送客を社員に呼びかけたい」と話し、今年のJTB創立100周年について「記念商品の販売に期待している」とした。またLCCの就航などでさらに価格の低廉化が不安視されるなか「情報交換、共有するブランドネットワークと結束がカギになる」と見通した。
JTB西日本執行役員で提携販売部長の籠島慎二さんは、全国の提携販売が前年より3ポイント程度減る見込みだが「西日本は101.1%と前年を超えることができた」と会員旅行会社に謝辞を述べた。
次いで、受け入れ先を代表してJTB旅ホ連の岸本一郎さんが「ボランティアツーリズムや絆が取りざたされ、地域が一本化するチャンスだと思う。我々事業者、地域、お客様の三方よしの年になるよう祈念したい」とあいさつした。
情報提供:トラベルニュース社