JTB西日本、パンダ飼育ボランティア体験ツアーを発売-創立100周年記念
JTB西日本は1月28日、関西発JTB旅物語で「パンダ飼育ボランティア体験 成都4日間」の販売を開始した。JTB創立100周年、日中国交正常化40周年記念商品として設定したもの。現在、JTB旅物語の利用者のメインは熟年層だが、今後子供が参加しやすい商品展開をめざし、今回「子供のための学び旅」シリーズを立ち上げた。テーマは、「自然を慈しむ心を育てる。自然へのふれあいを!」とし、第1弾はパンダ飼育のボランティア体験を通じて自然環境保護について考えるツアーとした。添乗員同行コースと同行しないコースを用意し、あわせて100名の販売をめざす。
ツアーでは、絶滅の危機に瀕しているパンダの保護に力を入れている「成都パンダ基地」で、パンダ保護の仕事をボランティア体験する。パンダについてレクチャーを受けた後、パンダ宿舎の清掃や餌となる笹の収穫、パンダの食事作り、餌やりなどを体験し、自然環境保護について考える機会とする。また、世界遺産の都江堰や成都、地元の小学校なども見学する。このほか、同行する保護者向けに三国志ゆかりの武侯祠観光も組み込んだ。旅行代金は添乗員同行コースが一名あたり7万9800円、添乗員なしのコースが5万9800円。通年での設定を予定している。