鎌倉と富士山、世界遺産に推薦決定-2月1日まで推薦書提出へ
政府は1月25日、外務省で世界遺産条約関係省庁連絡会議を開催し、「武家の古都・鎌倉」と「富士山」について、世界遺産への正式版推薦書を2月1日までにユネスコ世界遺産センターへ提出することを決定した。すでに昨年9月には暫定版推薦書を提出しており、今後は今夏から秋にかけてユネスコの諮問機関イコモス(国際記念物遺跡会議)による現地調査があり、2013年5月にイコモスから評価結果の勧告を受ける。世界遺産の登録可否は2013年夏の第37回世界遺産委員会で審議される。
なお、「武家の古都・鎌倉」は文化庁と国土交通省の共同推薦、「富士山」は文化庁、環境庁、林野庁の共同推薦となる。