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春秋航空、上海/佐賀の初便搭乗率は96%、上海発は100%に

  • 2012年1月23日

就航日の1月18日には就航セレモニーと歓迎セレモニーを開催。9C会長や佐賀県知事などが出席  佐賀県交通政策部によると、1月18日に就航した春秋航空(9C)の上海/佐賀線は、初便搭乗者数が往復合計で344名となり、搭乗率は約96%となった。上海発の乗客数は180名で搭乗率は100%。佐賀と福岡、熊本、大分へのグループツアー客がメインだが、初便には9Cグループや中国のマスコミ視察団の計27名も搭乗し、佐賀と熊本、長崎のルートを体験した。

 一方、佐賀発の乗客数は164名で搭乗率は91%。3000円から3万3800円の運賃設定での個札販売のほか、JTB九州、西鉄旅行、エイチ・アイ・エス(HIS)の3社がツアーを販売。また、佐賀県副知事をはじめとする佐賀県上海訪問団31名が初便に搭乗した。

 9Cの上海/佐賀線は、プログラムチャーターでの運航。これまでも佐賀空港へのプログラムチャーターはあったが、外国発の需要を中心とした包括チャーターがほとんどだった。佐賀県交通政策部によると、日本の一般消費者向けに個札販売がされるチャーター運航は今回が初めてだといい、「佐賀空港として初の本格的国際路線」と期待。9Cの誘致にあたり、国際線ターミナルの新設のほか、着陸料負担、団体ツアー客への補助など3年間で5億円以上の支援策を打ち出しており、佐賀県では期間中の定期便化をねらっている。スケジュールは下記の通り。

▽上海/佐賀線 運航スケジュール(1月18日~)

PVG 08時30分発/HSG 11時10分着(水、土)
HSG 12時40分発/PVG 13時45分着(水、土)