全日空、11月の国際線旅客は12.8%増-全方面で前年超え
全日空(NH)の2011年11月の国際線旅客数は、前年比12.8%増の49万3995人となった。座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)は7.4%増、輸送量を表す有償旅客キロ(RPK)は7.3%増とともに増加し、利用率は0.1ポイント減の74.5%(※)となり、減少幅が縮小した。一方、日本航空(JL)の11月の国際線旅客数は5.2%減の56万2630人だった。
方面別では11年6月以来5ヶ月ぶりに全方面で前年を上回った。北米は2.5%増の8万9053人、欧州も2.7%増の4万5169人で、アジア・オセアニア方面の旅客は17.1%増の35万9773人と2ケタ増となった。利用率では、北米が1.3ポイント増、欧州が2.0%増と増加したが、アジア・オセアニア方面は1.7%減となった。(※)
※推計値