羽田旅客サービスが第1種へ変更、旅行事業拡大へ
羽田空港を運営する日本空港ビルデングのグループ会社で、空港内での案内サービスや旅行サービス業務などを担う羽田旅客サービスは11月29日付けで、第3種旅行業登録から第1種旅行業登録へ変更し認可を受けた。これにより、旅行事業を拡大。これまで、日本空港ビルデングのグループ内ではビッグウイングと羽田旅客サービスの双方が旅行事業を取り扱っていたが、ビッグウイングの旅行事業を業務移管するかたちで羽田旅客サービスに集約する。
第1種旅行業への変更は旅行事業を集約するためで、今後は羽田旅客サービスが航空券や募集型企画旅行の販売を手がける。また、メインのターゲットは空港業務に従事するスタッフや空港内に出店する企業で、社員旅行や他の空港の視察旅行の取り扱いも視野に入れ取り組んでいく。また、現在第1種旅行業への変更は完了しているが、業務移管し実務を開始するのは2012年2月1日の予定だ。こうした業務の集約、効率化により、2012年度は、2010年度の旅行事業の取扱額に比べて、5%から10%増をめざす。