中部、年末年始の国際線予約数は8%増-アジア、欧州が好調
中部国際空港の年末年始(2011年12月22日~2012年1月9日)の国際線予約総数は前年比7.9%増の22万6100人となった。出発旅客数は8.4%増の11万2400人、到着旅客数は7.4%増の11万3700人。また、期間中に出発する合計便数は昨年と比べて5便減となる737便で、このうち、定期便は9便減の725便、臨時便とチャーター便は4便増となる12便となった。
出発旅客数を方面別にみると、韓国が2万6900人ともっとも多く、次いで台湾・香港が2万2100人、東南アジアが2万人であった。前年を上回ったのは東南アジア、北米、オセアニアを除く全方面で、伸び率で見ると、41.3%増の8900人となった欧州・中東の伸びが高く、次いで26.3%増の1万7300人となった中国、13.0%増の2万6900人となった韓国と続いた。欧州・中東はルフトハンザ・ドイツ航空(LH)の中部/フランクフルト線のデイリー化により好調で、中国は尖閣諸島問題の発生で減少した前年から回復した。