JTB法人東京、早慶明大学生のコンテスト実施-優勝作品は事業化検討
JTB法人東京は明治大学商学部ゼミナール協議会と共催で、新規事業提案コンテストを実施する。同社は現在、明治大学商学部で特別テーマ実践科目「サービス新事業の考え方とその手法を学ぶ」を受け持っており、今回のコンテストはその授業内容の「旅を基軸とした無限の可能性」に、他大学を含むマーケティングを学ぶ学生が共感し、実現したもの。コンテストでは学生チームが「旅を基軸とした無限の可能性に挑戦」をテーマに新規事業を提案。20チームのうち予選を勝ち抜いた早稲田大学、慶応義塾大学、明治大学の学生が、12月4日に同社社長の川村益之氏をはじめ、審査員に直接提案する。
コンテストは発表準備はもちろん、企画運営を学生が担当。同社では学生がこれら一連の作業と他の大学の学生との競合を通し、企業の求める「自立型人材」に育つ一助としたい考え。また、学生ならではの発想、提案から、事業化のヒントを得ることも期待している。
当日はこのほか「何かを始める」をテーマに、企業役員と代表学生とのパネルディスカッションも実施する。開催会場は1000人収容可能な明治大学アカデミーホールで、審査員は川村社長のほか、日本航空(JL)執行役員路線統括本部マーケティング本部長の二宮秀生氏、ドクターシーラボ取締役販売事業部事業部長の神戸聡氏が務める。