タイ、バンコク洪水被害の状況(11、20現在)、及びアユタヤ再開レポート(11、18現在)
先日外務省の渡航情報が引き下げられ、日本人学校が2011年11月21日から再開される状況となり、現状、都心部への浸水の可能性は限りなく低くなっています。
バンコク都に隣接するパトゥムタニー県とバンコク都のドンムアン区に設置された巨大な土嚢による防水壁(通称 BIG BAG)が効果を発揮し、中心部への流入を防いでいます。
一方で、水がせき止められているエリア(1ヵ月間以上浸水しているノンタブリー県、パトゥムタニー県の一部など)は冠水状態のままで、BIG BAGを取り壊す浸水住民の動きもあります。なお、この地域は主要な観光箇所はなく、高速道路を使えば問題なく通過可能です。
現状、都心部はどこでも観光可能ですが、バンコク都の西側地域の道路が浸水しており、ダムナンサドゥアック水上マーケットへは迂回路でしか行けなくなる可能性も若干あるかと思われます。
細かい部分ではまだ時間がかかるかと思われますが、総合的にはピークを過ぎ、収束に向かいつつあります。
またアユタヤ遺跡ツアーが、ようやく再開出来る状態となりました。
バンパイン離宮、日本人町跡、アユタヤ水上マーケットはまだ見学不可ですが、それ以外は見学可能です。なおアユタヤから戻る際、一般道の一部が浸水しているため、高速道路の入口付近で渋滞が発生いたしました。
まだ完全ではありませんが、復興に向けて動き出したアユタヤの応援をよろしくお願いいたします。