来年からハワイ州観光局（HTJ）を運営するa.link LCC(エーリンク）は11月2日（現地時間）、ハレクラニ・ホテルでプレ・キックオフ・ミーティングを開催した。現地パートナーへの説明は、運営受託後、初めてのこと。ミーティングには観光業に関わる多数の現地企業が多数参加した。

　挨拶で、エーリンク社長のエリック・タカハタ氏は「今回の任命に対して大きな責任を感じている」と述べ、ハワイ現地でのパートナーとの一体感が重要であると言及。活動方針として、まずはブッキングなど、パートナーの収益につながるアクションをしていくことを強調した。その上で、2012年以降の長期的プランも、パートナーの声を聞いて同時にプランニングをしていく意向を示した。

　特に、注力する市場として挙げている、ミーティング、コンベンション、インセンティブの「MCI」については、「ヒットをたくさん産んで、ホームランにつなげていく」方針。大規模だけでなく、小規模（200名程度）の団体を量産できる活動をする考えだ。