今冬、85スキー場が19歳のリフト券を無料に
2011/12スノーシーズン、全国85カ所のスキー場が、19歳のリフト券を無料にする。
リクルートじゃらんがスキー場に行く若者を増やそうと、全国のスキー場に呼びかけたところ北海道から宮崎県までの85のスキー場が賛同。50のスキー場は除外日を設けず全営業日を19歳無料化の対象にしている。
11月7日から、ウェブサイト「雪マジ!19~SNOW MAGIC~」で会員登録の受付を開始。登録時に発行される会員番号と顔写真入りの身分証明書をリフト券購入時に提示する。会員登録はケータイからもでき、利用当日の登録もOK。無料期間が終了する12年4月15日まで、シーズン中、何度でも何日でもリフト券が無料になる。
対象となる19歳は92年4月2日~93年4月1日生まれ。国籍は問わないが、ウェブサイトは日本語版だけ。
登録開始日の7日には国土交通省で関係者による会見が開かれた。スポーツツーリズムの振興を掲げる観光庁の溝畑宏・観光庁長官も出席し、メディアに対しプロジェクトの周知を要請するなど、雪マジの企画に期待を寄せた。
会見で冨塚優・リクルート執行役員は、「スノーアクティビティへのエントリー層である19歳に来訪のきっかけを与えたい。2-3年続けてムーブメントを起こしたい」とプロジェクトの継続性を強調。
また、運営する3つのスキー場で19歳無料企画に参画した星野リゾートの星野佳路社長は、「長期的にスキー文化を盛り上げようという取り組みだと思っています。19歳が親になったときに、子ども連れてスキー場に戻ってくるサイクルをつくりたい」とプロジェクトへの意欲を示した。
情報提供:トラベルニュース社