中国南方航空、34路線新設へ-冬スケ、オセアニアなど強化
中国南方航空(CZ)は2011年の冬期スケジュール(2011年10月30日~2012年3月24日)で、昨シーズンより34路線多い500路線に就航する。CZによると、路線の増加とともに広州と北京をハブ空港としてフル活用する考えで、際際間だけでなく内際での乗り継ぎ利便性の向上もはかることで、ネットワーク全体の最適化を進める方針。
国際線の増便では、春夏シーズンを迎えるオセアニア線を強化。オーストラリア線は最大週35便、ニュージーランド線は週7便増やす計画で、オセアニア線は最大週43便増。例えば、北京/広州/パース線を週3便で開設するほか、広州/メルボルン線はピーク時期にダブルデイリーで運航。広州/オークランド線もデイリー運航とした。また、ヨーロッパ線でも11月22日から北京/ウルムチ/イスタンブール線を新規開設する。
このほか、中国/台北線も強化し、新規の路線開設を含め、週54便を追加。新規路線として大連/台北線を週2便、長春、長沙、ハルビン、南寧、瀋陽/台北線を週3便、鄭州/台北線を週4便、桂林/台北線を週5便で就航。また、長春/台中線は定期便化する。また、国内線でも旅行者が多い東部や中部、南部の都市へも就航する計画で、20以上の路線を新規開設を予定している。