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  • 2011年11月2日

ミステリー・マウンテン・ファームステイ

ミステリー・マウンテン・ファームステイでは動物と触れ合う機会も

 ミステリー・マウンテン・ファームステイは、ゴールドコーストの内陸部ヒンターランドにある体験型宿泊施設。日本市場の現状については、教育旅行を中心に受け入れ人数を順調に増やしてきている。ホームステイ、ファームステイ、語学研修、いずれの分野も好調だ。来年には新しいプロダクトの提供を始める予定。価格的には高めになるが、それだけクオリティが高いものになると自信を示す。

 現在は中高生の修学旅行が中心だが、今後は小学生などさらに低年齢の子供たちも増えるだろうと予測。実際、日本から6歳の子供数人がひとりでホームステイに訪れたこともあるという。ミステリー・マウンテンでは、ひとりひとりの要望に応じたプログラムを提供する態勢を整えている。


トロピカル・ノース・クイーンズランド観光局

TTNQ日本担当ディレクターの新堀治彦氏

 トロピカル・ノース・クーンズランド観光局(TTNQ)では今年6月、新しい日本マーケット向けの戦略「ビジョンケアンズ2015」を発表した。日豪の旅行業界と政府機関が協力して、ケアンズへの日本人渡航者数を2010年の11万1151人から2015年に21万1700人まで増やすのが目標だ。

 今年から来年にかけては、ケアンズで開催されるイベントでマーケットへのアピールを強化していく。まず、2012年11月14日にケアンズで観測される皆既日食をとりあげ、それに合わせた皆既日食マラソンと、その前年(2011年11月)に開催されるグレートバリアリーフ・マラソン・フェスティバルのプロモーションも強めていく。また、日本語ウェブサイトの拡充、日本の旅行業界との協力などを通じて、パッケージ、ファミリー、ハネムーンの底上げをはかっていく。