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ピックアップ:JAM2011~震災後の回復とオーストラリアの新素材(3)

  • 2011年10月26日

▽ドリームワールド・アンド・ホワイトウォーター・ワールド、スカイポイント

77階の展望デッキからは360度のパノラマが楽しめる  昨年の日本航空(JL)のブリスベン線撤退の影響はあるものの、ジェットスター(JQ)のゴールドコースト便を利用した日本人旅行者は確実に増えているという。また、直行便以外のキャセイパシフィック航空(CX)便、シンガポール航空(SQ)便、大韓航空(KE)便などでブリスベンを訪れる日本旅行者も増えているため、その旅行者も取り込んでいきたい考えだ。

 昨年、ゴールドコーストのQ1レジデンスタワー77階を新たにスカイポイントとして再スタートさせた。年間の総来場者約20万人のうち、およそ2万5000人が日本人旅行者という好調ぶり。年内中には外を歩けるスカイウォークを整備。来年早々にはオープンする予定だ。また、ドリームワールドでは、ニコロデオンのアトラクションを、シュリックやカンフーパンダでお馴染みのドリームワークスに近々変更する。


▽ビジョン・ホテルズ・アンド・リゾーツ

ビジョン・ホテルズ&リゾーツ・セールス・マネージャーのアレックス・ブレイク氏  ケアンズ国際空港やケアンズの中心街から車で25分という利便性の高い立地にある「パラダイス・パーム・リゾート&カントリー・クラブ」。日本人旅行者の利用が多いが、特に10月と11月は修学旅行も多く受け入れている。また、ゴルフのチャンピオンシップ・コースが隣接しているのも特徴のひとつだ。

 一方、「ザ・レイクス・ケアンズ・リゾート&スパ」はコンドミニアム・タイプの4.5星リゾートで、隣にはボタニカルガーデンやセンタナリーレイクスなど美しい風景が広がる。日本のハネムーナーに人気のホテルだ。震災後、日本人宿泊者は減少したものの、SARS時のような落ち込みではないという。回復は早く、2012年は飛躍の年になると日本市場に対する期待は大きい。