旅工房、オンライン事業部を新会社に-海外航空券メイン
旅工房のオンライン事業部が新会社「トラベル・スタンダード・ジャパン」として新たに設立し、10月1日に本格的に営業を開始した。旅工房では2011年1月にオンライン事業部を立ち上げていたが、オンラインで完結できる商品の取り扱い増加にともない、黒字化が見込めたことから別会社として立ち上げた。代表取締役には旅工房執行役員の川尻郁夫氏が就任。当面は海外航空券をメインに、ホテルや鉄道などの素材を販売していく。
現在、取り扱っている商品はIT運賃が中心で、このほかPEX運賃も発券手数料を2100円から5250円収受し販売している。年明けには海外航空券オンライン予約の自社システム「TRAVEL WITH」をオープンする予定で、仕入れ先とのシステムでの連携や航空券以外の付加サービスも提供していく。2012年夏には旅行業第1種を取得し、パッケージツアーの販売も取り扱う予定だ。
※追記
トラベル・スタンダード・ジャパンによると、2019年8月5日現在、旅工房との間に資本関係や人的関係、取引関係はない。