ベンチャーリパブリック、スマホとテレビ等の連動で旅行促進-来年から開始
ベンチャーリパブリックと博報堂DYメディアパートナーズ(博報堂DY)は、2012年からスマートフォンやタブレット端末とテレビ番組、映画コンテンツを連動させて旅行を促進する新サービス「O2O(オー・ツー・オー)を開始する。両社によると、O2Oとは「オンライン to オフライン」で、ネットの行動・情報(オンライン)がリアルの購買(オフライン)に影響を及ぼすという、ネットとリアルの連携傾向のこと。
新サービスではドラマやバラエティ、グルメなどのテレビ番組や映画について、それぞれ専用アプリを用意。各アプリで名場面シーンなどの映像配信のほか、ロケ地などに関する詳細情報、現地への交通・宿泊情報も提供する。博報堂DYでは映像配信や位置情報と連動したサービスの開発を担当し、ベンチャーリパブリックは同社の「トラベル・ジェーピー」「ホテル・ジェーピー」の航空券やツアー、宿泊施設の情報を提供。サービス開始日は決定していないが、2012年の早期としており、ベンチャーリパブリックによると、複数のアプリで展開することを前提に、同サービスからの誘導による旅行取扱額は数十億円規模になると見込んでいる。