日本航空、8月の国際線旅客数は29.1%減、インバウンドの回復鈍く

  • 2011年10月11日

 日本航空(JL)の2011年8月の輸送実績によると、国際線旅客数は前年比29.1%減の64万9517人となった。JL広報部によると、日本出発のアウトバウンドはビジネス、観光需要双方とも順調に回復しているが、海外からのインバウンドの戻りが鈍いことが、全体の回復を鈍らせているという。利用率も3.1ポイント減の76.2%と減少した。

 方面別の利用率では、座席供給量の減少もあり、オセアニアが0.6ポイント上昇の73.4%、グアムは10.9ポイント増の78.6%となった。旅客数などの詳細は下表の通り。

 なお、国内線の輸送実績は旅客数が16.3%減の292万8365人、利用率は2.3ポイント増の71.8%となった。